時代が求めた、漆喰壁の復権。

自然のことから住まいのことまで、知らなかったことがいっぱい!既成概念を打ち破るうんちく話。
今回は「目から鱗のうんちく話 part4」ということで、「時代が求めた、漆喰壁の復権。」無添加住宅にまつわるうんちくをお話します。

漆喰(しっくい)の壁と言えばすぐに思い出すのが、お城や蔵。

外敵から財産や命を守るため、火に強い漆喰が使われたのです。しかし、桃山時代以前、漆喰は高価なものでした。なぜなら、割れにくくするためのつなぎに、高価な米で作ったのりを使用していたからだと推測されます。
その後、安価な海藻のりの発見があり、漆喰壁は築城ブームとともに発展を遂げますが、昭和の高度成長に伴い、新建材やビニールクロスなどの工業製品に押されて、すっかり衰退してしまいました。
姫路城_しっくい壁_漆喰の歴史_無添加住宅

しかし、ここ数年、健康や地球環境に配慮して天然素材の壁が俄然見直されていています。
新建材やビニールクロスは、ダイオキシン等の有害物質を発生します。
それに対して漆喰の成分は、石灰岩と同じなので燃えにくく、有害物質を発生することもありません。
その他にも漆喰には、カビに強い、吸湿性と放湿性に優れている、室内の空気を浄化してくれる等の様々な特性があります。

自然素材の壁は数多くあれど、漆喰が他とは明らかに大きく違うところがあります。
それは漆喰自身が化学変化して、元の硬い石灰岩と同じ状態に固まろうとすることなのです。そして固まると石や岩と同様に何百年でも持ちます。

これが例えば珪藻土の壁ならどうでしょうか?
珪藻土は、海の底でプランクトンの死骸が積もって化石化した泥土の事です。火に強いので、七輪や耐火レンガの材料として古くから使われていました。
吸水性・放湿姓・断熱性の高い自然素材として注目を浴びていますが、漆喰のように自身では固まることができないので、接着剤を混ぜる必要があるのです。
つまり使った接着剤の寿命が、そのまま珪藻土の壁の寿命になってしまうのです。これでは何年も永く住む家の壁には選べません。

長い年月をかけて元の石灰岩に戻り、自然の中で生き続ける漆喰。
世界中で壁材として愛されている理由がここにあります。
内部の壁・天井は、すべて漆喰左官仕上げ。

いかがでしたか。
今回は、目から鱗のうんちく話 part4「時代が求めた、漆喰壁の復権。」について、お話ししました。
無添加住宅を開発した、秋田さんは、自然の不思議をいろいろと知っています。たくさんの著書に残されているので、少しずつ、紹介していきますね。お楽しみに。

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